面白がって平気で生きる

2018年に早期退職したアラフィフ女性です。有限な時間を穏やかに面白がって生きてみたい。そんな備忘録です。

断捨離――記録された一瞬よりも、記録されない瞬間のほうがはるかに多い。

先日、断捨離についての記事を書いた。

片づけに加速度がついて、昨日はパソコン内の写真やデータを消去する作業にはまった。写真だけで数千枚もある。仕分けが面倒なので、多分もう見ないだろうと思いつつ、USBメモリを買ってきてデータを移した(結構時間がかかった)。

空きができたらパソコンがサクサク動くかと思いきや、あまり変わらない。10年は使っている気がするPCだ。そろそろ買い替えの時期なのだろうか。このブログも文字変換の反応が遅い上、誤変換が多いなと思いつつ書いている。

さて、写真をほぼ移行した後「うきうき家計簿」ソフトを開こうとした。しかしデータが全部真っ白になっており、私の頭の中も真っ白になった――というのは大げさだ。うっかり消去していたらしいが、すぐ気を取り直した。

また記録すれば済む話である。それにエクセルで「毎月の残高」を作成して収支の把握に努めているので、あまり困らない。

今月はうきうき家計簿をいったん休止しよう。そう決めた。

 

曽野綾子さんが「家でボヤを出しかけて慌てて消火したことがある。そのときは不思議に冷静だった。家中のモノをすべて失ってもどうということはないと思った」という主旨の話を書いていたように思う。私もその感情に近いものをおぼえる。もちろん大事なモノばかりに囲まれているのだが、もしなくなっても「ああ、そうか」と平静に受け止められそうな気がする。

いつか必ず手放すものたちだ。大切にしつつ執着はしない。

 

パソコンの中でなくすと困るのは「銀行・証券系のログインIDやパスワードメモ」くらいだ。それはバックアップを取ってある。次に思い出深い写真数枚や動画数本。これもバックアップは取ったが、あまり見返すことはないだろうな、と思っている。

 

そういえば、実家に私の赤ちゃん時代の声が録音されたテープがあるらしい。生前、父が楽し気にその話をしていたのだが、何せ再生する機械がないため一度も聞いたことがない。

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カセットでなく、こういう機械にかける大型テープなのだ(画像はヤフオクからお借りしました)。もしかすると若い日の両親の声も入っているのかもしれないが、特にヤフオクで落札しようとは思わない。

お気に入りの写真も、お気に入りの動画も多少はある。しかし、写真や動画におさめられなかった時間のほうがよほど多いのである。写真等を捨てても、何も失わないし何も減らない。

選択された時間の断片をかき集めて懐かしむよりも、「今」を大事にして暮らしたい。

 

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